チキンラーメンのCM「チキンラーめし」、もはやラーメンではなく食材か?
新垣結衣が出演するシリーズCM
先日、Youtubeの日清食品グループ公式チャンネルにて「チキンラーメン」の新CMが公開されました。恋ダンスでも注目を集める新垣結衣が出演するシリーズCMで、今回は「エル・チキンラーメシ 篇」とのこと。新しいチキンラーメーンの食べ方として、「チキンラーめし」なるものを提案しています。
(追記)
※現在はYouTubeから動画が削除されているため、CMの視聴はできません。
「チキンラーめし」とは、粉々にしたチキンラーメンを米に混ぜて炊きこんだ料理。まだ実際に試したことはありませんが、たぶん、それなりに美味しそうな気がします。詳しいレシピを調べてみようと思い、チキンラーメンの公式サイトを見てみると、「Special(特別企画)」のコーナーに作り方が紹介されていました。
色んな料理に使えるチキンラーメン
「チキンラーめし」も良さそうなのですが、それよりも気になったのが「Recipe(レシピ)」のコーナーに紹介されている料理。過去にCMで紹介したレシピ4種類と、さらに「365日チキンラーメンの本」に掲載されているレシピが23種類ほど紹介されています。
http://www.chikinramen.jp/recipe/
紹介されているレシピの中には、ラーメンでもなく、麺料理でもなく、食材としてチキンラーメンを活用しているものもあります。一人暮らしの人は、「ふりかけチキラー」なんかを常備しておくと便利かもしれません。
袋ラーメンの元祖ともいえるチキンラーメンですが、最近は生麺タイプの袋麺が主流になっているようで、決して流行の商品とは言えません。でも、コンビニに行けば、必ずチキンラーメンが置いてある。コンビニの袋麺コーナーは棚が狭く、競争が激しいはずなのに、しっかり生き残っているチキンラーメン。「すごく美味い」というより、たまに無性に食べたくなる「癖になる味」が魅力なんだと思います。こういう商品は強いですね。
365日チキンラーメンの本 |
しかも、味付きの乾燥麺なので色々な料理に応用できる。食材としても使えるのが、他の袋麺にはない強み。今回のCMも、そんなチキンラーメンならではの特徴を前面にPRしたCMだと思います。
なんか、記事を書いていたらラーメンを食べたくなってきた。行列のできる美味いラーメン屋じゃなくて、ジャンキーなチキンラーメンが食べたい。そういう日も、たまにありますよね。
スペイン語圏の音楽ヒットチャート、2016年11月5日版
今回は、現在、スペイン語圏でヒットしている音楽を何曲か紹介したいと思います。引用元はLOS 40というスペイン語圏の音楽ラジオネットワークが発表しているもので、2016年11月5日付のヒットチャートとなります。LOS 40では、40位までヒットチャートを発表していますが、そのうちの上位20曲を以下に紹介しておきましょう。
2016年11月5日付ヒットチャート
順位 アーティスト名 - 曲名
01位 J Balvin ft. Pharrell Williams, BIA, Sky - Safari
02位 Sia - The Greatest
03位 Bruno Mars - 24k magic
04位 Leiva - Sincericidio
05位 Twenty One Pilots - Heathens
06位 LP - Lost on you
07位 DJ Snake ft. Justin Bieber - Let me love you
08位 Sidonie - Carreteras infinitas
09位 Jonas Blue ft. JP Cooper - Perfect strangers
10位 Calvin Harris - My way
11位 Charly Black - Gyal you a party animal
12位 The Weeknd ft. Daft Punk - Starboy
13位 Juan Magán - Quiero que sepas
14位 Maluma - Borro cassette
15位 David Bisbal - Antes que no
16位 The Chainsmokers ft. Halsey - Closer
17位 Jason Derülo - Kiss the sky
18位 Martin Garrix & Bebe Rexha - In the name of love
19位 Little Mix - Shout out to my ex
20位 Dani Martín - Los charcos
これらのうちスペイン語で歌われている楽曲は、赤字で記した7曲です。個人的に気になった曲を公式PVと共に紹介していきましょう。なお、以下に紹介しているPVは、楽曲のサビの部分だけを再生するように設定してあります。1曲丸ごと視聴したい方は「YouTube」のロゴをクリックし、YouTubeのサイトでPVを最初から再生するようにしてください。
気になる曲のPVを紹介
最初に紹介するのは、LeivaのSincericidioという曲。Leivaは、José Miguel Conejo Torresという名前(本名)でもよく知られているロックミュージシャンで、2001年から活動している中堅どころのアーティスト。過去には、PólvoraやMonstruosという曲でスペインチャート1位を獲得しているようです。今回4位にランクインした曲は、まさにロックという雰囲気の楽曲です。
続いて紹介するのは、SidonieのCarreteras infinitasという曲。Sidonieは1997年に活動を開始し、2001年にアルバムデビューした3人組のロックバンド。今回、第8位にランクインした曲は、ミドルテンポの聴きやすいロックミュージックで、90年代にOasisが歌っていたような感じがする楽曲です。
続いては、第14位にランクインしたMalumaのBorro cassetteという曲。ラテンアメリカならではのムーディな雰囲気の音楽に仕上がっています。Malumaはコロンビア出身で、1994年生まれの若手シンガーソングライター。MTV Europe Music Awardsのベストラテンアーティストにノミネートするなど、近年、注目を集めているアーティストのようです。
最後に紹介するのは、第15位にランクインしたDavid Bisbal(ダビッド・ビスバル)のAntes que noという曲。David Bisbalは、日本語のWikipediaページがあるくらいメジャーなアーティスト。スペイン語圏ではヒットチャートの常連といえる存在です。出身はアルメリアで、TVのオーディション番組をきかっけに有名になったとか。これまでにリリースしたアルバム5枚すべてが、スペイン国内チャート1位を獲得している人気アートストです。
ということで、今回はロックに分類される曲が多くランクインしていたようです。また機会があれば、スペイン語圏でヒットしている曲を紹介してみたいと思います。
日本では、英語以外の音楽について知る機会があまりありませんが、ネットを使えば、世界各国でヒットしている曲を手軽に視聴することができます。気になる方は、YouTubeなどで色々と検索してみるとよいでしょう。音楽の世界がさらに広がると思います。
THE YELLOW MONKEYの新曲「砂の塔」のCMは「帰ってきた・・・」
今回は、15年ぶりに再集結したTHE YELLOW MONKEY(ザ・イエロー・モンキー)の新曲「砂の塔」をPRするティザー映像の第3弾を紹介します。YouTubeに公開されたのは10月6日で、「砂の塔」のCDも10月19日に発売済みです。最新動画ではありませんが、まだ見ていない人は、この機会に視聴してみてください。
「砂の塔」のティザー映像は全部で4作品ありますが、先ほど紹介した第3弾が最も印象に残る動画になると思います。「帰ってきたウルトラマン」のオープニングを連想させる映像で、テロップ(オープニングロール)を使ってCDの情報を伝える、ユニークで効果的な手法です。「歌唱 吉井 和哉」などの表現も、当時(ウルトラマンが放送された時)の雰囲気を演出する素材になっていて面白いと思います。ティザー映像の制作には、本家、円谷プロダクションも参加しているので、その完成度は申し分ありません。
続きを読むノンエンジェルのPVは「氷結プレミアム」のCM
今回紹介するのは、NON STYLEの井上裕介とトレンディエンジェルの斎藤司による新ユニット「ノンエンジェル」のプロモーションビデオ。というか、正確には「氷結プレミアム」のCMです。まずは、映像と音楽を楽しんでみてください。
(追記)
現在はYouTubeから動画が削除されているため、CMの視聴はできません。
PV(CM)を見ると、洒落た感じのテクノポップ & PV(CM)に仕上がっています。よくある「芸人が音楽もやってみました」という曲ではなく、それなりに真面目に制作されているようです。
続きを読む【UCI 2016】自転車ロードレース世界選手権のスタートリスト発表(ドーハ)
2016年10月16日(日)にドーハで開催される自転車ロードレース世界選手権(UCI Road World Championships)のスタートリストが発表されました。今年のコースは、山岳や丘が全く登場しない、スプリンター向けのド平坦コース。ある意味、例年とは違うレース展開になると思われます。
発表された公式スタートリストは、UCIのWebサイトで閲覧できます。PDFファイルのダウンロードも可能です。
続きを読むクライマックスシリーズ、ハンデ1勝の重みを確率論で検証
日本シリーズへの出場権を賭けて争う、クライマックスシリーズのセカンドステージ。先に4勝した方が日本シリーズに出場できますが、シーズンの優勝チームは1勝のハンデが与えられているため、優勝チームは3勝、シーズンを2位または3位で終えた下剋上チームは4勝で日本シリーズ進出となります。
1勝のハンデはどれくらい重い?
長い間、苦労して公式戦シーズンを制覇したのに、優勝チームに与えられるハンデはわずか1勝しかありません。これは、どれくらい有利なのでしょうか? わずか1勝とはいえ、最大で6試合しかないことを考えると、
・優勝チーム ・・・・・ 3勝3敗でもOK
・下剋上チーム ・・・・ 4勝2敗が必要
が日本シリーズ進出の最低条件となります。そこで、1勝のハンデがどれほどの効果があるのか確率論で調べてみました。
続きを読む【UCI 2016】自転車ロード世界選手権、個人TTのスタートリスト発表!
2016年10月12日(水)にドーハで開催される自転車ロード世界選手権(UCI Road World Championships)、個人タイムトライアル(ITT)のスタートリストが発表されました。
第1走者となるBonaventure(ルワンダ)の出走時刻は現地時間の13:30(日本時間19:30)で、最終走者のキリエンカ(ベラルーシ)の出走時刻は15:12(日本時間21:12)です。
距離は40kmなので、45~48分くらいのタイムでゴールすると思われます。よって、最終走者のキリエンカがゴールするのは日本時間の夜10時くらい。夜の9~10時くらいが見どころになります。
以下に、上位10選手の出走時刻をまとめておくので、ネット中継を楽しむときの参考にしてください。
続きを読むニコンのアクションカメラ「KeyMission」の驚異的な映像、しかも意外と安い!
今回、紹介するのは、ニコン「KeyMission」の魅力を伝える動画。アクションカメラという、比較的新しいカテゴリに分類される製品です。まずは動画で、その概要を確認してみてください。
KeyMissionのプロモーションムービー
■KeyMission(コンセプトムービー)
■KeyMission(ブランドムービー)
KeyMissionの製品概要と価格
「KeyMission」は、人の頭や胴体、腕などに装着したり、車やバイク、飛行機、サーフボードといった乗り物に固定したりして、アクティブな動画を撮影できるビデオカメラ。標準的な画角の「KeyMission 80」、超広角170度の4K UHDムービーを撮影できる「KeyMission 170」、そして全方位360度の4K UHDムービーを撮影できる「KeyMission 360」の3製品がラインナップされています。
発売日は2016年10月28日。製品紹介の動画を見ると「プロ向けの製品かな?」と思ってしまいますが、そうではないうようです。実売価格は、最も安い「KeyMission 80」が3~3.5万円くらい、最も高い「KeyMission 360」でも6~6.5万円くらいで購入できます。意外と安いですね。これなら個人でも十分に購入できる価格帯です。すでに予約販売も開始されているようなので、気になる方はチェックしてみるとよいでしょう。
ニコン KeyMission 360 ブラック 《納期約2週間》
- ジャンル: ウェアラブルカメラ・アクションカム
- ショップ: カメラのキタムラ
- 価格: 39,680円
ニコン KeyMission 170 ブラック 《納期約2週間》
- ジャンル: ウェアラブルカメラ・アクションカム
- ショップ: カメラのキタムラ
- 価格: 30,479円
ニコン KeyMission 80 ブラック 《納期約2週間》
- ジャンル: ウェアラブルカメラ・アクションカム
- ショップ: カメラのキタムラ
- 価格: 25,349円
もちろん、アクションカメラということで、防水・耐衝撃性能も備えられています。各製品の主なスペックは以下のとおり。
「KeyMission 360」
防水30m、耐衝撃2m、耐寒-10℃、防塵、2389万画素
「KeyMission 170」
防水10m、耐衝撃2m、耐寒-10℃、防塵、829万画素
「KeyMission 80」
防水1m、耐衝撃1.5m、耐寒-10℃、防塵、1235万画素
詳しいスペックなどは、ニコンの製品紹介ページで確認してみてください。
http://www.nikon-image.com/products/action/
そのほか、YouTubeのニコンイメージングジャパン公式チャンネルでは、各製品で撮影したプロモーションムービーが公開されています。どの製品も魅力的ですが、個人的には「KeyMission 170」が気になる。久しぶりに「新しいカメラが欲しいかも」と思わせる製品でした。
ニコンイメージングジャパン公式チャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCZPNR9ChREfiodhiOEEYJwA
【日本シリーズ】ホームスタートとビジタースタート、確率的に得なのはどっち?
毎年、10月末に開催されるプロ野球の日本シリーズ。最大で7試合が行われ、「先に4勝した方が日本一になる」というルールのため、ホームとビジターの試合数は必ずしも一致するとは限りません。一般的に「ホームの方が有利に試合を運べる」と言われていますし、興行面においてもホーム試合が多い方が収益は多くなるはず。そこで、ホームスタートとビジタースタート、本当はどっちが得なのか?を確率論で調べてみました。
結果に応じてホーム開催試合が変化する日本シリーズ
野球に興味がある方なら、日本シリーズは最短で4試合、最長で7試合になることを知っていると思います。その日程は、2試合→3試合→2試合と本拠地を変えながら試合を開催していき、「先に4勝した方が日本一」というルールになります。
ここで少し気になるのが、ホームとビジターの試合数が公平になるとは限らないこと。本拠地(ホーム)で開催される試合数は、最低でも2試合。それ以降は、勝敗に応じてホーム&ビジターの試合数が変化していきます。
たとえば、第1戦目を本拠地(ホーム)で開始したチームの場合、5戦目までに日本一が決定してましうとホーム試合を2試合しか行えません。本拠地に帰って来ることはできないのです。その反面、第7戦目まで勝敗がもつれると、ホーム試合を4試合も開催することができます。
一方、第1戦目を敵地(ビジター)で開始したチームは、最低でも2試合のホーム試合を開催でき、第5戦目まで行けばホーム開催で3試合を行うことができます。どちらかが一方的に4連勝するケースは稀なので、かなりの確率で3試合を開催できるといえるでしょう。しかし、どんなに頑張ってもホーム開催4試合にはなりません。
このように考えていくと、ホームスタートとビジタースタート、どっちが得なのか分からなくなってしまいます。少し気になったので、確率論で「どっちが得か?」を計算してみました。
確率を計算してみると・・・
今回は、日本シリーズに出場する両チームの強さが同じ、と仮定して計算を行いました。つまり、勝つ確率は1/2、負ける確率も1/2です。また、計算を簡単にするために、引き分けはナシと仮定しました。
まずは、どちらかが4連勝して日本一が決定する場合です。この場合、全試合数は4試合。4連勝する確率は1/2の4乗、つまり1/16(6.25%)となります。同様に、4連敗する確率も1/16(6.25%)となります。よって、第4戦目で日本一が決定する確率は、1/16+1/16=1/8(12.5%)となります。思ったよりも多いですね。
続いて、第5戦目で日本一が決定する場合です。この場合は、4勝1敗または1勝4敗という結果になります。全5試合なので個々の確率は1/2の5乗=1/32になりますが、以下のような8種類のパターンが考えられるので、その組み合わせを考慮しなけれいけません。
■4勝1敗のパターン
○○○●○
○○●○○
○●○○○
●○○○○
■1勝4敗のパターン
●●●○●
●●○●●
●○●●●
○●●●●
試合結果が「○○○○●」となる場合も4勝1敗ですが、この場合は第4戦目で日本一が決定しているため、第5戦目はありません。「●●●●○」の場合も同様です。よって、第5戦目で日本一が決定する確率は、1/32×8=1/4(25%)となります。
このようにして試合数別に確率を計算していくと、以下の表のような結果になります。
・第4戦目で終わる確率 12.50%
・第5戦目で終わる確率 25.00%
・第6戦目で終わる確率 31.25%
・第7戦目で終わる確率 31.25%
第7戦目までもつれる確率は31.25%で、思ったよりも高い数値になりました。また、「第6戦目で終わる確率」と「第7戦目で終わる確率」が同じ31.25%になるのも、面白い結果といえるでしょう。
結局、どっちが得なのか?
では、話を元に戻して、「ホームスタートとビジタースタート、どっちが得なのか?」を確認していきましょう。ホームで開催される試合数は、
■ホームスタートの場合
・第4戦目で終わるとホーム2試合
・第5戦目で終わるとホーム2試合
・第6戦目で終わるとホーム3試合
・第7戦目で終わるとホーム4試合
■ビジタースタートの場合
・第4戦目で終わるとホーム2試合
・第5戦目で終わるとホーム3試合
・第6戦目で終わるとホーム3試合
・第7戦目で終わるとホーム3試合
となります。
先ほど計算した確率と合わせると、「ホームで開催できる試合数」の確率は以下のような結果になります。
この数値をもとに、「ホームで開催できる試合数」の期待値を計算すると、
ホームスタート・・・・・2.9375試合
ビジタースタート・・・・2.8750試合
となります。つまり、日本シリーズを本拠地(ホーム)から始めると、平均2.9375試合をホームで戦えることになります。一方、敵地(ビジター)から始めた場合は、平均2.875試合をホームで戦えることになります。
よって、ホームスタートの方が0.0625試合分だけ得することになります。といっても、かなりの僅差です。このように、ホームスタートとビジタースタートはほとんど差がないという結果になりました。
もっと差が出ると思ったですが、意外と差はありませんでした。これくらいの差であれば、ほぼ公平といえると思います。
ちなみに、2016年の日本シリーズは、セリーグがホームスタートになります。すでに優勝が決まっている広島はちょっとだけ得しますね。と思いましたが、まだCSが残っているので、出場チームは未定・・・。どのチームが出場するにしても、今年はセリーグがほんの少しだけオトクです。