2016年のスペイン語圏の年間ヒットチャート(11-20位)
続いては、2016年のスペイン語圏の年間ヒットチャートの11~20位を紹介します。なお、前回の記事と同様に、このランキングはacharts.coというサイトが発表している年間シングルランキングをもとにしています。
2016年、20~11位の年間ヒットチャート
11位 Coldplay - Hymn For The Weekend
12位 Joey Montana - Picky
13位 Charlie Puth - We Don't Talk Anymore ft. Selena Gomez
14位 Justin Bieber - Love Yourself
15位 Calvin Harris - This Is What You Came For ft. Rihanna
16位 Pablo López - Tu Enemigo ft. Juanes
17位 Nicky Jam - Hasta El Amanecer
18位 Drake - One Dance ft. Wizkid & Kyla
19位 Lukas Graham - 7 Years
20位 Justin Bieber - Sorry
これら10曲のうち、歌詞がスペインの曲は3曲。17位にランクインしたNicky Jam、そして16位にランクインしたPablo López、12位にランクインしたJoey Montanaがスペイン語で歌っているアーティストになります。
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なお、これまでと同様に、各曲のPVは「サビの部分」だけを再生するように設定してあります。1曲丸ごと視聴したい方は「YouTube」のロゴをクリックし、YouTubeのサイトに移動してからPVを再生してください。
20~11位にランクインしたスペイン語の曲
まずは、17位にランクインしたNicky Jam(ニッキー・ジャム)のHasta El Amanecerという曲から。Nicky Jamは、プエルトリコ人の父とドミニカ人の母を持つ、アメリカ生まれのシンガー・ソングライター。10歳のときにプエルトリコへ移住し、わずか14歳でファーストアルバムをリリース。その後、現在に至るまで活動を続けているベテランのレゲトン・ミュージシャンです。この曲のほかにもEl Perdónという代表曲があり、こちらはBillboardミュージックアワード(2017年)のトップ・ラテン・ソング賞を獲得しています。
続いては、Pablo López(パブロ・ロペス)のTu Enemigoという曲。フューチャリングとしてJuanesが参加しています。Pablo Lópezは、2013年にファーストアルバムをリリースしたスペイン出身の歌手。2014年には、ラテン・グラミー賞の新人賞にノミネートされました。今後の活躍が期待される若手と思うかもしれませんが、2017年現在の年齢は33歳であり、少し遅咲きのアーティストといえるかもしれません。ジャンル的にはポップやロックに分類されているようです。
最後に紹介するのは、12位にランクインしたJoey Montana(ジョーイ・モンタナ)のPickyという曲。Joey Montanaはパナマ出身で、レゲトン王子とも呼ばれている歌手。ただし、今回ランクインしたPickyは、ピキピキピキピキ、ピキというフレーズが耳に残る、陽気なポップソングという感じです。もっとレゲトンっぽい音楽が聴きたい方は、HolaやMoribundo、Tus Ojos No Me Venといった曲を試してみるとよいかもしれません。
以上、20~11位にランクインしたスペイン語の曲を紹介してみました。次回は、いよいよトップテンです。スペイン語の曲、ラテン音楽が好きな方は、ぜひ10~1位のランキングも確認してみてください。
▼スペイン語圏の音楽ランキング、2016年