英語以外の音楽を聴いてみよう
一般的に、「邦楽」といえば日本の音楽、「洋楽」といえば海外の音楽を指します。しかし、実際にテレビやラジオから流れてくる「洋楽」は英語の曲ばかり。ということで、英語以外の音楽にも目を向けてみました。『最近、面白い音楽が見つからなくて…』という方は、いちど試してみてください。
洋楽=「英語の曲」なのか!?
テレビ(衛星チャンネル)やラジオから流れてくる「洋楽」といえば、そのほとんどがアメリカまたはイギリスで流行っている曲ばかり。ジャスティン・ビーバー(Justin Drew Bieber、カナダ)やリアーナ(Rihanna、バルバドス)のように、出身地がアメリカ、イギリス以外の有名アーティストもいますが、歌詞が英語であることに変わりはありません。つまり、英語以外の音楽はほとんど耳にしないのです。
でも、実際にはフランス語やイタリア語、スペイン語などで歌われている楽曲も沢山あるはず。これらも「洋楽」に分類されると思いますが、日本ではほとんど紹介されません。ということで、ネットの力を借りて、英語圏以外の国で流れている音楽を聴いてみました。
言語が変われば雰囲気も変わる
最近はどの国も流行っている曲のジャンルがよく似ており、Rock、Rap、Popsといったジャンルに分類される曲がよくトップチャートとして紹介されています。とはいえ、言語が変われば、それなりに雰囲気も変わるもの。いくつか例を紹介しておきましょう。
以下の動画(PV)は、スペインのMelendiというアーティストの曲。2013年発表の少し古い曲ですが、曲調はよく耳にするロックそのもの。でもスペイン語で歌われているので、なんか普段とは違った感じがして、なかなか面白いと思います。
続いては、Dry feat. Maître GimsのMa Mélodieという曲。こちらはフランス語のラップになります。やっぱり、よく聴く英語のラップとは雰囲気が違います。特に1分15秒くらいから始まるサビの部分が面白い。
次は、СЯВАというロシアのラッパー。ビースティ・ボーイズに少し曲調が似ているかも。プロモーション・ビデオを見るとプーチン大統領のことを歌っているようですが、ロシア語は全く分からないので確証はありません・・・。
最後は、Mahan MoinのAzizamiという曲。彼女はイランから来た難民で、現在はスウェーデン在住とのこと。でも、この曲は何語で歌われているのか、私には分かりません。スウェーデン語じゃないような気がするので、イランの言語なのか? 途中、英語で歌っている部分もありますが、それは日本の楽曲でもよくあること。中東っぽい雰囲気を少し感じる曲です。
このように、様々な国の言語で歌われている楽曲を聴いてみるのも面白いかもしれません。YouTubeでキーワード検索すれば、普段は聴かない、ユニークな音楽を見つけられると思います。ただし、自分好みの曲を見つけるのは意外と難しいかもしれません。そこで次回は、YouTubeを使って各国のヒットチャートを検索する方法を紹介します。
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(番外編)